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ねずみくんのチョッキ展に行ってきた

少し前に静岡県の藤枝市郷土博物館にて開催されている「ねずみくんのチョッキ展」に行ってきた。

蓮華寺池公園の所に博物館があるので、天気が良い日は公園に散歩がてら郷土博物館に行くのもいいなぁと思いながら雨が降っていたのでそのまま博物館へ。

入場料は大人500円。なんともリーズナブル。こんな素敵な原画をたくさん見ることが出来てワンコイン。ありがとうございます、という気持ちで原画を見た。

館内には「ねずみくんのチョッキ」やなかえよしをさんと上野紀子さんが手掛けた他の作品の原画も展示されていた。

入口でオリジナル絵本が作れる「ねずみくんのスタンプ」という絵本が販売されていたので購入(550円)。会場内にあるスタンプを押してオリジナル絵本を作ろう!というものだったが、コロナの関係でスタンプではなく絵がプリントされた用紙を集めて自分で切って貼るようになっていた。家に帰ってからやろうと思ったものの、まだ手付かず…でも自分で絵本を作るというのは楽しいだろう。

原画を見ていると、とても細かく丁寧に描かれているのが分かる。色々な濃さの鉛筆を使って丁寧に描かれたねずみくんは、命が吹き込まれたようにイキイキしていた。自分も真似てみようと家に帰って鉛筆でチャレンジしてみたけど、全然ダメだった…そりゃそうだ。原画は全部じゃないけど、初期〜現在(ねずみくんはめいたんてい)の中から選ばれたお話の原画が展示されていた。初期を見てから最近の物を見ると微妙ながら鉛筆のタッチなどが違い見ていて興味深い。

ねずみくんは最初の絵本が1974年に刊行、そこから45年以上経っても愛される絵本って本当に凄いし、こうやって原画展に来て原画を見ると作者の熱意や気持ちが伝わってきて本当に感動する。制作過程を見るのが好きだけど、それを見ると更に絵本が愛おしくなる。作家の人の机や使い古して短くなった鉛筆や筆とかを見るのが好きだ。

ねずみくん以外の作品はねずみくんとは違った雰囲気で、これもまた素敵だった。

入り口にはフォトスポットもあり、ねずみくんの世界の仲間になれる。混ざって撮りたかったけど、一人なので我慢した。今回展示が始まった時、数量限定で小学生以下の子供にねずみくんのチョッキと耳をプレゼントしていたみたいだが私も欲しかった。凄く欲しかった。こういう時大人な自分が嫌になる。この時だけ子供になりたい。私だって赤いチョッキ着て耳を付けたい…

そんな気持ちを抑えながら、グッズ売り場へ。二階に登ってびっくり!たくさんのグッズが!あれもこれも欲しくなる…全部欲しい!どのグッズも可愛すぎてたまらない。可愛すぎて選ぶのが大変…とりあえず図録とキーホルダーや小物をたくさん購入。階段登ってすぐに、ガチャガチャもあり3回回した。お目当の物が出てきて、なんて運がいいんだろう!!と泣きそうになりながら帰宅した。

行って良かった。とても元気がでた。ねずみくんがより身近に感じられるようになった気がする。ねずみくんのことがさらに好きになった。

原画展は11月29日まで!

私ももう一回行ってこようかな…!